2010年7月18日日曜日

もう2ヶ月っ!!



















皆様、御無沙汰しております。
2ヶ月ぶりの投稿となってしまいました。
なんだかんだと、雑用等々に追われておりましたら、あっと言う間に2ヶ月が経っておりました。

ただ、雑用だけをしていただけではなく、しっかり研鑽はしておりますのでご安心を!

先月(19、20日)と今月(昨日、今日の2日間)インプラント認定講習会(100時間コース)に出席して参りましたので報告いたします。

今回は、日本のインプラント界で私の最も尊敬し、私淑している一人である東京医科歯科大学のインプラント科教授の春日井昇平先生の講義を受けることができ大変光栄でした。
内容に関しては、現在のサイナス(上顎洞)に対するアプローチの仕方とグラフト(移植)材、骨造成の考察にはじまり、それに伴い、世界のショートインプラントの存在、経過の考察、経過不良例の話から絶えず初心を忘れず、診査・診断・治療計画の立案の重要性等々を分かりやすく解説していただきました。また、春日井先生の患者さんに対する考え方、真摯な姿勢が伝わる講義内容で大変参考になりました。今後の歯科医師人生の糧になりました。春日井先生ありがとうございました!!

同じく医科歯科大学教授の塩田教授からは、前歯部インプラントによる審美性の追求と題して、現在の世界での最新の情報・考え・テクニックなどを教えて頂き、田中譲治先生には、低侵襲性インプラントマグネット義歯に関する内容、昭和大学の宮崎隆教授には、インプラント材料が生体に対してどのように反応するかを細胞レベルで詳細に説明をしていただきました。

最後に、春日井先生から、諸刃の剣の写真がありますが、インプラント治療は生活の質の向上に寄与する大変素晴らしい治療法ではありますが、その反面、一歩間違えると危険な治療にもなりうるので、慎重におこなわないといけないというメッセージであります。自分も常日頃この事を考えながら治療に当たっておりますが、あらためて、このことを肝に命じて、今後も研鑽して安心・安全・確実に取り組んでいくことをお約束いたします。

明日は久々の休暇、子供と何してあそぼっかなー♬